June 24, 2005
歯を抜かない矯正 MEAW法 1

多くの矯正歯科では、矯正のために第一小臼歯(前から4番目の歯)が便宜的に抜かれています。
大学でもそのように、まるで抜かないといけないのかのようについ最近まで教育されてきました。
しかし、第一小臼歯は抜かなくても矯正はできるのです。
歯がガタガタであったり、出っ歯であったり、反対咬合であったり、歯並びは人それぞれです。そのほとんどが歯を抜かずに矯正ができます。
第一小臼歯を抜いてしまうと、顎が小さくなりすぎてしまい、かみにくくなったり、顎関節症を発症したり、それに付随して頭痛や肩こりがひどくなったり、ふけた顔になることもあります。
そのため、歯を抜かなくても矯正できる方法が必要になってきました。
当医院では、MEAW法を使うことにより、歯を抜かずに矯正をしています。
MEAW法では、親知らずを抜く必要はありますが、親知らずはほとんどの方が使うことがない歯なのです。その親知らずのスペースを使い、全体的に歯を奥に動かして生きます。
第一小臼歯を抜かないことにより、機能的にかつ審美的にも良い結果をもたらし、治療期間の短縮、顎関節にもやさしい、後戻りも少なくなり、歯を抜く矯正より良い点がいくつもあります。
ただ、少しばかりの理論とテクニックを習得した歯科医しか、このMEAW法を使いこなすことは難しいのです。患者様にも、上下の顎の間にゴムを使っていただくという協力は必要です。
ただ少しばかり協力していただければ、歯を抜かずに矯正はできるのです。
写真は上顎前突(上が出ている)と叢生(歯がガタガタ)が重なっている患者様の歯並びです。
次回にこの方の治療後の写真を掲載します。
